積み木の家

再建築不可物件を有効に使う|購入する際に気をつけたいこと

任意売却を実現させるには

住宅

せっかく購入できた夢のマイホームも、諸般の事情でローンの返済が滞ると強制退去させられる場合があります。競売にかけられた家は市価より大幅に安い価格で買い叩かれ、さまざまな面で不利益を被ってしまうのです。多くの場合は購入した住宅そのものを担保として住宅ローンが組まれています。ローンの返済が滞納すると債権者側から督促状が届くようになります。それを何カ月も無視していると債権者から最終通告書が送られます。期日までに滞納分を支払わなければ債務者は期限の利益喪失となり、分割払いの権利を失ってしまうのです。債権者は次に裁判所への競売申し立てを行います。競売が成立すると家が強制的に売られてしまい、債権者は最終的に強制退去させられてしまうのです。競売の流れとしては、まず開始決定から早ければ1カ月ほどで現況調査が行われます。裁判所の執行官と調査員が写真撮影などのために家を訪れるのです。現況調査から3カ月前後で期間入札通知が届きます。諸手続きを経て約2カ月後には、家の所有権が落札者へと移転されます。以上のような流れで進行する競売は落札価格も市価の5割から7割程度のため、入札者にとってはお得な買物となるのです。

こうした競売の流れを止めるためには、債務者自らが動いて家の任意売却を実現させるしかありません。競売価格は買い取った人にとっては得ですが、安い分だけ債権者が回収できる金額も少なくなってしまいます。そのため債務者にも残債の返済義務が重くのしかかるのです。任意売却は市場価格で家を売ることができるため、そうした残債を回避できる可能性も高くなります。強制的に話が進んでいく競売と違って、任意売却は自分自身が行動しなければ話が進んでいきません。結果を有利にできるこの方法を実現させるためには、任意売却に対応している不動産会社に相談するのが一番の解決策です。任意売却の流れとしては、そうした不動産業者に物件を査定してもらうことから始まります。売却方法や日程などの提案を検討した上で専任媒介契約を結び、債権者との交渉を依頼するというのが順序です。任意売却は債権者の同意が得られなければ成立しないため、経験豊富で交渉力に優れた業者を選ぶことが大切になってきます。競売を回避するためには、期間入札通知が届く前までに任意売却の売買契約を成立させなければなりません。そのためには少しでも早く業者に相談することも重要です。